2025年1月29日（日本時間）、SuiのXアカウントにて、非カストディ型マルチチェーン暗号資産ウォレット 「Phantom」がSuiブロックチェーンを正式に統合したことを発表しました。これにより、Phantomの月間1,500万人を超えるユーザーがSuiの資産管理やdApp利用にアクセスできるようになります。

2024年12月5日（日本時間）、「Phantom」がSuiを正式にサポートすることを発表していました。

Phantomとは

Phantomは、月間1,500万人以上のアクティブユーザーを抱える業界最大規模の非カストディ型マルチチェーンウォレットです。以下のような機能を提供しており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています：

• トークンの保管と送受信
• ステーキング機能
• アプリ内トークンスワップ
• NFT表示と管理
• Chrome、Firefox、Edge、Braveなどの拡張機能、iOS/Androidアプリ対応

今回のSui統合による機能

今回の統合により、Phantom上でもSuiのウォレットと同様に、SUIトークンの送受信や保管、Sui規格のトークンの管理・利用、アプリ内でのトークンスワップなど、Suiにおける基本的なウォレット機能をすべて利用できるようになりました。さらに、Sui上で展開されている主要なdAppsにも直接接続して操作することが可能となっています。

Suiエコシステムの成長と今後

Phantom統合時点で、SuiはTVL（Total Value Locked）において20億ドル超を記録しています。今回の統合により、Suiの利用者拡大にさらなる加速が期待されます。