2024年10月1日（日本時間）、SuiのXアカウントにて、Ethereum等とSuiブロックチェーン間のネイティブブリッジ機能「Sui Bridge」がメインネットで稼働開始したことを発表しました。

Sui Bridgeの概要

Sui Bridgeは、SuiとEthereum間の資産移動などをネイティブで実現するブリッジ機能です。Suiのバリデータによって保護されることで、高いセキュリティとSuiエコシステムとの深い統合を両立しています。

現時点での対応資産と仕様

初期リリースでは、以下の資産が対応しています：

• ETH
• WETH

Sui Bridge経由でブリッジされたETHと、既存のWormholeブリッジを通じたWETHは別の資産として扱われるため、今後dApp側のUIにも反映されていく予定です。

今後の展望

Sui Bridgeはアセットのサポートを拡大し、最終的には幅広いユースケースに対応する独自の機能を追加します。

Looking forward, Sui Bridge will expand asset support and eventually add unique functionality to accommodate a wide range of use cases.
出典：https://blog.sui.io/sui-bridge-launches-on-mainnet/

将来的には、対応資産の拡充および機能強化が予定されており、DeFi・ゲーム・NFT分野における相互運用性の向上が期待されます。また、既存のブリッジソリューションであるWormholeと併存しながら、よりネイティブでシームレスなブリッジ体験を提供していく方針のようです。